イノベーションリテラシー講演会
~仕掛学 vs 渋滞学 にまなぶ学のチャンス発見~

大澤教授JSAI業績賞受賞記念

概要

日時:2022年11月30日(水)17:00〜19:45(開場:16:30)

場所:東京大学情報学環・福武ホール(アクセス)/ オンライン(Zoom)

趣旨:データ連成イノベーションリテラシー(DFIL)社会連携講座の代表である大澤教授は、2022年には KES International(英国), Machine Intelligence Research Lab(米国)などから様々な賞を獲得し、国内でも2月の横浜市オープンデータ特別功労賞などの産業界からの表彰に続き、6月には人工知能学会の「業績賞」の6年ぶり(東京大学では辻井潤一名誉教授以来二人目)の受賞者となりました。その後、Asia Pacific AI Association のフェロー称号を日本人として13人目に授与され、㈳データ社会推進協議会のDATA-EX賞のデータ社会推進功労者としても表彰されるなど、チャンス発見学とその後の長年の研究が広く認められるようになりました。このようにして既存分野から時に異端とされつつも独自の道を開拓する背景には、やはり独自の道をひた走る人との協業と交流がありました。
この講演会では、そんな2名の研究者と共同講演を行い、無い領域を生んででも指針を通す研究の裏側まで語り合います。

プログラム

開場:16:30

開始:17:00

進行:前川知英(トラストアーキテクチュア㈱ 代表取締役社長:東京大学大澤研究室一期生)

開会の挨拶:加藤泰浩(東京大学大学院工学系研究科副研究科長)

  1. 記念講演:大澤幸生 「チャンス発見学にとってAIとは、データとは?」
  2. 招待講演:西成活裕(東京大学先端科学研究センター教授) 「渋滞学とは何か?超分野横断をやってみた」
  3. 招待講演:松村真宏(大阪大学大学院経済学研究科教授) 「科学は仕掛学の夢を見るか?」
  4. パネル討論:【司会】三浦亜美(株式会社ima代表取締役CEO、デジタルハリウッド大学 特任准教授、筑波大学 非常勤講師)【パネリスト】大澤幸生、西成活裕、松村真宏 「『科学的』は道なのか壁なのか」
    「科学的であれ」というメッセージは、論理的な説明性のある筋道を生み出すことを促します。しかし、「科学的であれ」というメッセージは、飛躍的に新しく有益な学理の進化を止めてしまう危険もあります。この壁を乗り越えて、本当に科学の進化をもたらすために、研究者はどのような姿勢を貫くべきかということを議論します。

閉会の辞:和泉潔(東京大学大学院工学系研究科教授・総長特別補佐)

お申し込み

参加を希望される場合は下記「参加申し込みフォーム」にご記入の上、「送信」ボタンを押して下さい。

(参考)表彰式当日の様子

2022年6月22日に開催された人工知能学会総会の総会に合わせて表彰式が行われ、業績賞の賞状とメダルが大澤教授へ授与されました。

関連リンク

東京大学工学部/工学系研究科(トピックス)

東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻(お知らせ)

人工知能学会(JSAI)業績賞等の受賞者一覧

問い合わせ先

東京大学大学院 工学系研究科システム創成学専攻 大澤研究室
メール:info [at] panda.sys.t.u-tokyo.ac.jp