概要:実業界と学術界からの基調講演を起点として、多様な人工知能(AI)技術を用いた事業プランを、社会でリーダーシップを担う意思 決定者たち(企業リーダー等)と東京大学工学部の学生らがコラボレーションによって企画し、説明し、議論を行います。企業倫理・ 技術倫理などを文脈に応じて検討しつつ、起案書も作成してゆきます。手法として、データジャケットを用いた市場型イノベーション ワークショップ(IMDJ)を実施する。これは東京大学における授業と「システムデザインのためのAI技術創成ロードマップWS」を連動 させ、AI技術の利活用を含む事業シナリオを多視点から生み出し、起案・評価・改訂の過程にも多様な視点を投入してゆくという、 AI技術創成の創造的で野心的で論理的な作戦会議です。
開催:2017年7月14日(金)14:50~18:35
会場:東京大学本郷キャンパス 工学部3号館422・423号室
2017年7月14日(金)14:50~18:35
大澤幸生
西村拓一 氏* 「人の知能を高める人工知能」
生活者の行動様式やニーズの多様化、少子高齢化や環境問題等の社会問題を背景とし、 様々な利害関係者の要求を満たす 手段としてのサービスをどのように設計するかが社会・産業の主要課題となりつつあります。 今回は、サービス現場や生活・地域コ ミュニティにおける人の行動や動機に着目し、 現場の主観・客観データを活用した、新しいサービス設計技術、及び方法論の開発 を紹介致します。 特に、データを食わせれば何か良いことが出てきますよ!などの倫理的に誤ったビジネスとは、全く異なる真の 人の知能を高める人工知能について考えてみます。
*日本鋼管(NKK), 新情報処理開発機構を経て産業技術総合研究所・サービス設計工学研究グループ長。 実業界と学術界を 股にかけるかに見える「AI評論家」が多い中、真に両輪を持ってオリジナルのAIコア技術を生み出している存在である。
安宅和人(ヤフー株式会社 CSO)
阿部明典(千葉大学 文学部 教授)
石黒不二代(ネットイヤーグループ(株) 代表取締役 社長兼CEO)
和泉潔(東京大学 工学系研究科 システム創成学専攻 教授)
伊藤孝行(名古屋工業大学 産業戦略工学専攻 教授)
岩佐琢磨((株) Cerevo CEO & Founder)
小野田崇(青山学院大学 理工学部 教授)
大澤幸生(東京大学 工学系研究科 システム創成学専攻 教授):WS提案者
小原まみ子(亀田総合病院 腎臓高血圧内科 部長)
上昌広(NPO法人医療ガバナンス研究所長、元東京大学特任教授)
小山透((株)近代科学社 代表取締役社長)
嶋田一義((独)科学技術振興機構 調査役)
久代紀之(九州工業大学 情報工学研究院 教授)
澤 博史(データセクション(株)代表取締役社長 CEO)
堂前宣夫(株式会社ディー・エヌ・エー社外取締役、マネックスグループ株式会社社外取締役)
鳥海不二夫(東京大学 工学系研究科 システム創成学専攻 准教授)
中村潤(パナソニック・エクセルテクノロジー(株)取締役、AVCテクノロジー(株)取締役副社長、AVCマルチメディアソフト (株)取締役副社長)
西村拓一(産業技術総合研究所・サービス設計工学研究グループ長)
新田克己(ワークショップアドバイザ・東京工業大学 情報理工学院 情報工学系 教授)
高間康史(首都大学東京 教授)
長谷川修(東京工業大学 准教授)
服部正太((株)構造計画研究所 代表取締役社長)
松村真宏(大阪大学 経済学部 准教授)
森田直一(日本データ取引所 社長)
森本典繁(IBM Asia Pacific CTO、元・日本IBM基礎研所長:本WSは国際メンバー)
矢田勝俊(関西大学 商学部 教授)
山川宏(ドワンゴ人工知能研究所 所長)
山田誠二(国立情報学研究所 教授・人工知能学会長)
吉野貴晶(大和総研 投資戦略部 チーフクオンツアナリスト)
テクニカルファシリテータ:早矢仕晃章(東京大学 工学系研究科)
東京大学 大澤研究室
Email: (Ohsawa and Secretary: info -at- panda.sys.t.u-tokyo.ac.jp)
メンバー以外の方も、発言可能なオブザーバとして参加可能です(要予約)。
その際に、懇親会ご参加の有無もお知らせ下さい
上記-at-を@とし、お送りください。