イノベーションゲームの成果
SIMコースの教育内容を基礎カードにしたゲーム
2011年7月11日にシステム創成学科(B)コースで学ぶ概念や技術を基礎カードとして、
学生や社会人達によるイノベーションゲームを実施しました。
上の写真はゲーム終了後のゲームボードの様子を表しており、
各人が解決したいと思っている問題(黄色のポストイットに記述されています)に対して
問題を解決するアイデア(青色のポストイットに記述されています)が次々に提案されました。
以下の表は、特に評価が高かったアイデアを示しています。
コースで学ぶ概念や技術から生み出せるビジネスや政策をどうぞご覧ください。
基礎カード | アイデアの内容 |
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複雑適応系、認知システム工学 | 粒子法やマルチエージェントにより、渋滞のシミュレーションを行い、どこで渋滞が起きやすいかを把握する。その後、人間の認知行動特性を利用して、渋滞を感じさせないシステム、都市を設計する。 |
センシング、複雑流体力学 | 液体の中に手を入れて操作できる流体のコントローラーのアイデア。手の位置をセンシングしたり、流体の固さを複雑流体力学の知見により調節し、触感を楽しむことができるコントローラーを設計する。 |
科学データベース、医療コミュニケーション | 医療コミュニケーションから得られた情報をデータベースに登録し、データベースを利用した一般人によるセルフメディケーションキュアの推進。 |
センシング、生命知デザイン、複雑流体力学 | バンドやアーティストグループの一員となって、演奏、歌唱ができるようなカラオケゲーム。流体コントローラーも応用して、臨場感あるオリジナルライブコンサートを実現する。 |
行動計量学、プログラミング言語 | 人の行動を行動計量学で分析し、プログラムの入力ミスなどを調査。より使いやすい言語(絵文字も含む)を開発し、生産性を上げる。 |
※「イノベーションゲーム」は、大澤幸生の登録商標です。
英語名称はInnovators Market Gameです。